医療人百科

INTERVIEW

子どもの為に!お母さんの為に!

池澤滋

医療法人いけざわこどもクリニック 院長 池澤滋

略歴

小児科開業医である池澤昭(熊本市西区池沢小児科医院・2代目院長池澤誠)の次男として1964年8月6日誕生。

熊本大学教育学部附属中学校、熊本県立済々黌高校、久留米大学医学部卒業。

平成3年久留米大学小児科学教室入局。

聖マリア病院新生児センター、麻生飯塚病院小児科、長崎県壱岐公立病院小児科、北九州市立八幡病院救命救急センター小児科、久留米大学小児科病棟(副病棟医長・感染症病棟勤務)、熊本県上天草総合病院小児科部長・ぜんそくセンター勤務。

平成13年杏林大学保健学部公衆衛生学教室(主研究;肺炎クラミジア感染症、ぜんそくELISA法)国内留学。

平成14年4月熊本県菊池郡西合志町(現合志市)で「いけざわこどもクリニック」新規開業。

平成21年7月ユーパレス弁天前(合志市野々島)1500坪の土地へ新築移転(現在地)。

現在の仕事についた経緯は?

毎日昼夜働いていた開業医の父親をみて育った幼いころは、その大変さと自由な時間がもてない町医者小児科医になろうとは思っていませんでした。温厚な父は、私たち兄弟へ進路や職業についてアドバイスすることはありませんでしたが、高校での大学進路を決定時に、父の仕事・生き方を共感し、「小児科医になるのが夢」をたて久留米大学医学部に進学し、小児科医とくに開業医になるために勉学に励みました。特に良かったのは、母校の小児科学教室は、全国有数な大人数教室で、全てのサブスペシャリティのグループがあったことでした。研修先は、将来の開業の為に、わざわざ多忙で症例経験が豊富、そして指導医がしっかりしている点を重視しました。研修病院の経験と、大学での研究、開業医への診療の応援を繰り返し、念願の小児科開業医となりました。

仕事へのこだわり

いつからそうなったのか自分でもわかりませんが、私は聴診器を先ず、自分の頬に当ててから実際に子どもに当てます。患者さんの中には私のその仕草を真似る子どももいるほど、それが私のスタイルになっています。それから、私のクリニックには、診察室の周りにたくさんのミニカーや飛行機、ウルトラマンや仮面ライダーなどのおもちゃが飾っています。

診察室という雰囲気がしないようで、子どもは早く診察室に来たがりますね(笑)でもお父さん達にもウケていると思います。

また子どもが病気をすれば親が心配するのは当たり前。なるべく患者さんを断らず、昼休みを削ってでも診察を続けています。あ、職員はきちんと60分休憩をしています。患者さまにも職員に対しても優良企業でありたいと考えています。

そう思えるようになったきっかけ

聴診器を頬に当てる、のは子どもというのは言葉がまだ分からない分、触覚や嗅覚、聴覚で判断するところがあります。いきなり冷たい聴診器を当てると急に泣き出したり、不快感を与えることになります。言葉が話せない分、普段の様子を見ることが診断につながるのです。高熱でも意外と元気だったり遊べていたり、機嫌が良いと自宅で様子を観れる、など今後の治療を見極める為にも、細かい事を疎かにせず、なおかつおもちゃなどで気を外らせながら、自分も楽しめる空間を作ることが小児科医の醍醐味ではないでしょうか。

今後の目標

現在、毎日200人程度の患者様が来院されます。それも職員のおかげです。先日、初めて職員旅行に行きました。これからは職員を喜ばせることで、さらに患者さんに素晴らしいサービス、医療が提供できると思いますので福利厚生も考えていきたいと思います。筋トレを3年前からはじめ、身体が変わり、体力が付き、動きがさらに早くなりました。良いことだらけです。これからさらに自分をブラッシュアップしていく為に、本を読んだり良い情報をインプットし続け、私を頼って受診してくださる患者さんの為に地域の為に精進していきたいと思います。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。